


- ── お二人の関係性は?
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M
Yさんは入社後に配属されたグローバル生産技術課の直属の先輩です。
YMくんは私が初めて教育担当を受け持つ後輩です。
- ── お互いの第一印象はいかがでしたか?
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M
ベテランの社員も多い中、すごく若いなというのが率直な感想でした。
YMくんはおとなしくてマイペースな性格ですが、意外と積極的に質問してくれたのを覚えています。分からないことを分からないままにせず、その場で解決しようとする姿勢は、社会人として素晴らしいなと感心しました。
- ── お二人の業務内容を教えてください。
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Y
設備の開発・設計をしたり、設備の検証をするために依頼先を訪問・出張したりすることが多いです。関西圏はもちろん、遠方だと一緒に横浜に出張したこともありましたね。Mくんの教育担当ですから、基本的にペアで動くことが多いです。依頼先に伺う時は基本的に社用車で移動するのですが、Mくんが車酔いするタイプなので、電車移動も増やそうかと検討中です。
Mぜひ!
- ── 移動中はどのような会話をされることが多いですか?
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Y
「仕事は慣れた?」「やりたい仕事はできている?」といったような、月並みな質問が多いかもしれません。
M9割ぐらいは仕事の話ですね。お互いにプライベートなことはあまり話さない秘密主義者なんです。

- ── Yさんの尊敬できる部分とは?
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M
話を簡潔にまとめられるスキルは、自分にはできないので憧れます。私の質問に答えてくださる時も、お客様に説明されている時も話の内容が的確で、説得力もありますからね。
Yやはり、場慣れは大きいです。私も最初は話すのが得意ではなく、上司や先輩の説明を聞いていてMくんのような気持ちを抱いていました。ただ、少しずつ経験を積んでいけば話すことに慣れてくるはずです。
- ── 逆に、Mさんの感心している部分とは?
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Y
疑問や不明点をすぐクリアにすること以外では、Mくんは自分で作成したプレゼン資料の確認を、私以外のスタッフにも自主的にお願いしているんです。案件の概要を知らない人が読んでも分かりやすくまとめられているかを確認するためです。そうした行動力や向上心も感心しています。
M資料作成の目標として、Yさんからは「できる限り専門用語をかみ砕き、オカンが読んでも分かる資料づくりを目指そう」と言われていますからね。あと、Yさんは資料のフィードバックで文字だけでなく、図やイラストも交えて修正指示をくださるので、すごく分かりやすいんです!
Y私も上司から同じように修正指示を入れてもらい、とても分かりやすかったので、そのやり方を受け継いでいるだけです。
M私も後輩ができたら、それを見習って受け継いでいきます!
- ── MさんにとってYさんはどんな存在ですか?
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M
一番信頼している先輩です。仕事のアドバイスをこまめにいただけるだけでなく、自分の性格や考えも尊重してくれる理想の先輩です。
Y面と向かって言われると恥ずかしいけれど、めちゃくちゃうれしいですね。確かに、教育担当として、Mくんの意見を尊重することは意識していることの一つです。直すべきところはしっかり指導しますが、Mくんが考え抜いて出した結論は基本的に受け入れています。
- ── 最後に、お相手にメッセージをお願いします。
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M
Yさんともっと一緒に仕事をする機会を増やしていきたいですね。一緒にアイデアを出し合って一つのカタチを作り上げることができれば理想です。
Yやりたい仕事をつかむためには、そのように意思表示をして自ら仕事を取りに行く姿勢を見せることも大事です。やりたい仕事に携われば、一段と自主性が増し、生産性が上がり、会社への利益もついてくるはずです。私もそのようなマインドで仕事と向き合っています。アイデアをカタチにし、ビジネスとして成立させるために、一緒に取り組んでいきましょう!
